

ビジネスシーンに動画が普及し久しくなりますが、皆様の企業では動画をどの様に活用されていますか?
活用先として、一般的にイメージされるものとしては、広報、宣伝、PR販促といったPRマーケティングでのご活用かと思います。
もはや、戦略広報が一般的となった多くの企業において、攻めの広報を行う上で最も身近で且つ、ミニマムに始められるのが「動画コンテンツ」だと言えます。
ただし、多くの企業において、簡単な動画制作も外部の制作会社や代理店に丸投げ発注されているという現状があるのではないでしょうか。
それでは、代理店や制作会社が提案する“戦略クリエイティブ”や“戦略PR”の域を超えることができず、予算内でできる限りのことを延々と回し続ける…、おざなり広報、宣伝、PRになってしまう恐れがあります。
社内のことを理解した上で、社内外のステークホルダーに向け、限られた人材リソースや予算で重要なメッセージを発信し大きな成果を得るためには、社内広報やPRの活用はマストだと言えます。
そこで今回は、広報・PR活動で意識すると良い、2023年の動画トレンドと活用方法を2回に分けてご紹介させて頂きます。
- 「広報、PRで活かせる!2023年動画トレンド」
縦長&ショート動画

2023年動画トレンド、先ず始めにご紹介するのは、最近やたらと目にすることが多くなった縦型&ショート動画です。
元々、PCでの視聴を前提に横型動画は制作されていましたがスマートフォンの普及やユーザー数の爆発的増加で近年のトレンドとなっているTikTokが火付け役となり、縦型&ショート動画の需要は高まりをみせています。
これは単にスマートフォン普及率が上がったということだけの理由に留まらず、縦型&ショート動画ならではのメリットがあるためだと考えられます。メリットとしては以下となります。
・ 画面サイズが300%もアップ
スマートフォンで視聴する際、縦型動画は向きを変えずにフルスクリーンで再生できます。これにより横向き動画を向きを変えずに縦で視聴する場合に比べ、サイズが300%もアップすると言われています。
サイズがアップすることで、作り手側の細かなこだわりや思い入れを遺憾なく発揮することができ、また受け手側も繊細なディテール一つ一つを感じながら動画を堪能することができます。
・ 高いエンゲージメント率
多くのユーザーはスマートフォンを片手で縦向きに操作するため、動画視聴時にスマートフォンの向きを横に変えて表示するというわずらわしさがありません。そのため必然的に視聴率アップにつながりやすいと言えます。USA Todayの調査によると、横型より縦型のエンゲージメント率が実に9倍も高いという数値を叩き出しています。(※1)
(※1)https://www.usatoday.com/story/tech/2015/09/23/vertical-video-pays-off-snapchat/72661508/
・ SNSとの相性が良い
15秒、30秒、3分(一部ユーザーのみ)の長さの縦型のショート動画の投稿が設定でき、若い女性を中心に高い支持を集めるショートムービープラットフォーム「TikTok」をはじめ、画像と同じサイズで投稿ができストーリーズ(15秒)、リール(30秒)の2 種類の尺が選べ国内でも月間のアクティブユーザーが3,300万人を超えている(※2)「Instagram」、2020年にショート動画機能「Shorts」をスタートさせ月間ログイン数15億人以上と好調な成長をみせている「YouTube」などいずれも縦型動画で成功しています。
・ デジタルサイネージへの展開
縦型動画は街中のデジタルサイネージへの流用ができます。スマートフォン×デジタルサイネージでのWのPR展開により更に大きな効果が期待できます。

重要事項を簡潔且つ正確に多くのステークホルダーに向け発信する広報やPR業務におけるマーケティングツールとして多角的に使いこなすことで、プレスリリースよりも遥かに多い情報をスムーズにスタイリッシュに伝えることができ、その結果、認知度拡大や競合他社との差別化につなげることが可能となります。
前編では、広報、PRで直ぐに活用できる2023年動画トレンドをご紹介しました。後編では、広報、PR実務での動画ご活用方法をご提案させて頂きます。
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